今日は金曜日、tomoco.Kも一緒にプリプロ作りを進めた。
これまで「お経」にかかっていたが今日は久々に「記」を聴いた。久々に聴いた感じで足りないところをまずはさくっと埋めていく。
今の状態はまだ空気感が足りていなかったり、ロー感が足りていなかった、と言ったことが見えてくる。繰り返し聴いているとハイではコーラス的な音が自在になっている。例えばこれを実際に音として出すのか、もしくは聴こえているのだからそのエッセンスだけで留めておくのか。
実際に演奏してみると聴こえていて、そこに欲しいなと思ったところでも実際には抜けも悪くあまり仕事をしなかったり、逆に基音と同じで上モノでそこを通すのはもったいない気がしても、埋めて欲しい”場所”はズバリそこだったりする。
上手く引き算をして足しすぎず、しかし必要なものは足す。曲の世界観も念頭に置きながら判断していく。
今日は結局この一曲だけで終わってしまったが、プリプロ作業と言うのはこういうものだったりする。「記」に関してもまた確認作業に戻ってきて、それなりに完成に近いと思っていても実際には結構手を加えた。
「問題があった」と言うよりも、「もっとこれが必要だ」と言う気付き。今日以降も同じような作業を、上手く回転率を上げて進めていければと思う。何が90点までいっていて何が70点なのかを確認し、優先順位と緊急度を次回は改めて確認し進めていきたい。
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