今日は「飛行機」と「手」に対して調整を行った。
飛行機に関しては、下のオブリガードを、オブリではなくビートだけに専念させるべく、真っ直ぐに打った。
結果少しまとまりを欠いていた感じが、上モノの空気感、シンセリードのざらつき、歌唱の聴かせ方、ビート感、ピアノとギターのバランスそれぞれに関して更に整ったと思われる。
手は、車などで聴いているとイマイチ下のオブリガードが仕事量的に弱い。折角入っているのに仕事があまり感じられないのは、メモリだけ食っているようなもので、入っているなら仕事をまずはしてもらおうという観点に立った。
上モノのオクターブ下のパートとの近さが良くないのではと言う事で下のオブリをあまり上まで動かない所で鳴らしてみた。が、そんなに良くはない。結果的にだんだんと元々の音源も改良版も良いのかどうなのか分からなくなってきて嫌になった。
解散後に康成から連絡があり、「手」に関して今日やっていた事、どう感じていたかと。
ここまでの「手」は、そんなにネガティブなイメージはもう持っていなかった。今までは”違和感”があったが、現状正直ベストかどうか分からない(と言う事はベストではないのだろう)が、違和感はもうなかった。
その点は康成も同意見で、今までの音源を聴き返すと美しいと感じられるのに対し、今日やっていた事は改善になっていない。
とは言え、もっと伸びしろはある。例えば今やっている上モノのストリングスのフレーズも、もっと磨ける所がある。
大幅な加点はもうないが、細かな部分で1点、2点と点数を地道に伸ばし、総合的に高得点を狙いに行く段階だろう。高校の頃の模擬試験を思い出すが、あちらこちらで少しずつ減点されていると、惜しいようで結局70点台くらいまでしか取れず、それ以上伸びない。
90点以上取るためには、大問と小問があるなら一部の小問1つ、2つ間違える程度に抑えておかないと、それぞれの大問で少しずつ間違えていたのでは届かない。
多分これからやっていく事はどちらかと言うと地味で面白くないモノになりそうだが、コツコツ少しずつ、確かな仕事を積み上げていく覚悟で挑む必要がありそうだ。
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