飯面氏と別れたあと夜中に下北沢に到着し、コインパーキングで車中泊した。翌朝適当に目を覚ました後別々に行動していたのだが、下北沢には絵に描いたようなサブカル人間がたくさんいた。「自分は下北で写真撮ってインスタやってます」的な男や女だ。彼らはこんな時間にウロウロして、何の仕事をしているんだろうかと不思議に思う。
少し外れにある珈琲屋で、「ブラックが飲めないという人は本当に美味しい珈琲に出会ったことがないからだ。うちの珈琲を飲めば全てが変わる」とうたっている珈琲屋のコーヒーは非常に不味かった。ただ東京価格かと思いきや下北の物価は安かった。
また康成と合流して、シーシャという店に連れて行ってくれた。水タバコの店だ。康成が昔下北に住んでいた時に一号店が出来たらしいのだが、水タバコは大変良かった。非常にスムースで、美味しい。あの、「ボコボコボコ」という音がとても心地よい。誰もが水タバコを知った後は自分でもそんな店をやろうと思うらしい。自分も思った。
昔は京都の北山にもあったらしいが、潰れてしまったらしい。
ライブハウスなどもあったが老舗はつぶれ別の店になっており、夕方ころには帰路についた。
しかし、昔にも一度下北には来たことがあるが、良さは全くなくなっていた。あの雑多とした感じ。下町の感じ。独特のサブカルチャー感の溢れたゾクゾクする感じは全くなくなっていた。
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