今日の作業 「手」のアレンジ考察。レコーディングまで

なんか違う、なんか違うってのがずっと、初めからあったと康成。自分もどこかそう思っていた。
これでいける、と言うものが見つかった。シンプルな方法との事。

ここ最近は大抵いつも康成がアイディアをギターや家にあるクソ安物のシンセでフレーズや音のイメージを入れてきてくれる。

今回「手」に関しては、まずサビにハーモニーが入った。よく聴かないとストリングスのオブリと区別がつかなかったが、人の声は一番力がある。やはりこのサビでも、ハーモニーは必要という事だ。

もう一つはこれもサビに新たに入れられた16分のシンセフレーズ。サビ感とビート感がこれだけで出せる。場所的にはミドルよりも上で鳴らしているイメージだ。
安物のシンセで入れたというが音色はそこまで悪い印象ではない。けれどやはり不必要な成分も含んでいそうだ。Ableton liveの方でまずはその音の再現にかかる。

パッと聴いた感じ4つくらいの音に分解できそうだが、まずメインで鳴っているものは丸くてポコポコいうMallet的な音なので、サイン波から作り軽くコンプをかける。また高いところでも鐘鳴りのような音が2つ程重なっている。こちらはスクエア波辺りの高い音をフィルターなどで簡単に加工して硬い音にして重ねた。あとサスティン長めの残響があるが、これは後からリバーブをかけるので入れない。
最後にまとめて、800kHz辺りを広いQでぐんと持ち上げた。その辺りでコシを出している音だったからだ。

結果元音より小さな音でも前に出てくる音が作れたので、これでそのフレーズを録音して改めて使えるフレーズなのか検証したが、こちらも結局は時間をおいて聴いてみたりしないと何とも言えないところだ。

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