前回、メジャーアーティストでもライブハウスでは全くと言っていいほど集客出来ていなかった、しかし全てのメジャーアーティストがそうでは無かったと話した(前回記事)。その違いについてもう少し掘り下げてみる。
結局は実際に見てきた感じ方になるので抽象度が高くなってしまうが、集客していたバンドに共通するのは「そこが自分の家」感だ。集客できていなかったバンドはどこか他人の家でやってる感じ。もう少し違いを出していってみる。
集客出来ていたバンド | 集客出来ていなかったバンド |
彼らが出てきた時点で完璧な意味で彼らのステージ。 彼らのライブハウスになる。 | よそよそしい。どこまでいっても借り物感がつきまとう |
客との心理的な高さが限りなく近い | どこか、数段高い所で演奏している感じ |
ライブが終わった後、ファンとの交流が多い。 ちろりんさんは直ぐに客席に出てきたし、 梶原さんはライブハウスの外で座っていて少し話した。 | ライブ後は楽屋に引っ込んだきり出てこない |
改めて言っておくと、ジュディマリ、黒夢、ホワイトベリー、hide、ブルーハーツ、こんなバンドで幾多のステージを経験してきた人たちの話ですよ。大きな会場だとそれだけで特別なイベント感あるし、そこに立つだけで何かスゴい人感もでる。それが、小さなライブハウスになるとそう言った力は何一つ借りれなくなる。大きな会場でやるのと小さな会場でやるのでは全く必要な要素が違うんだろう。
集客出来ていたバンドに共通してあった、あの”ライブバンド”感だ。
因みにアマチュアバンドはというと、集客出来ていなかったメジャープロのバンドの特徴を大体兼ね備えた上でスキルやクオリティが下がるので、結果は明らかですね。
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