コンテストに応募してみた

某コンテストに応募してみた。世の中にはアーティストを結局食い物にしている企画もたくさんあるが、そう言った類ではない(はず)。

一応そこに応募した理由は、これまでそこから出たアーティストの曲を聴いてみて良いなと思ったから。ちゃんと”音楽”をしている人たちだなと。個性もそれぞれ違った。
内部の人のインタビューもサラっと見てみて、ちゃんと理念を持ってる人だなと感じた。まあそこだけでは分からないけれど。

毎年開催されているみたいだけど、年によっては”グランプリ該当なし”もある。




なによりも、もっとそう言ったところにも手を広げていきたい。別にプロデュースして欲しいとかメジャーレーベルに所属したいとかいう訳では全くなく、そう言った壇上にも上げたい。どの程度通用するのか。
普通のバンドなら、お笑い芸人とかでもそうだけど、絶対に賞レースでるじゃないですか。そこで公平にお客さんの前とかで作品を披露して、受け入れられたり全くかすりもしなかったり、そういう経験を踏んでいく。
お客さんには全く受け入れられていなくても、業界では一目置かれることで踏ん張って来れた人達もいる。

それらの経験から何を学びどう自分たちを成長させていくかがそれぞれある訳であって、審査員やお客さんにひたすら迎合していくのか、自分たちを信じひたすらポリシーを貫いていくのか、良いバランスを見つけるのか。
ただただどこまでも自分たちだけで練り上げていくのも一つのやり方だろうが、外の風にも当てた方が良いと思う。やり方は無数にあるのに、自分たちは少し閉じすぎている。そういうやり方はあーでこーで、と戦略は非常に重要だが、全ては結果論でしか見る事は出来ないし、そもそも何をどう失敗しようが自分たちは失うものは何もない。

今は時期も時期で、黙々とひたすら”良い作品”を創る事に注力している。めちゃくちゃ大事なことだ。全ての前提だから。


今からこんな心配するのもおかしいが、メジャーなんて行ったところで飼い殺し。やりたい事はやらせてもらえず、かと言ってろくにプロモーションをしてもらえる訳でもなく、時間だけが過ぎていき給料は毎月振り込まれ、満期になったら契約を切られて終わりと。
そう言った側面は確かに実際の声としても聞くが、「人がやめておけって言うからやらなかった」では、恐らく後悔するだろうね。



それにしてもこうやって何かに応募する際、自分たちにはHPがあり、宣材写真がありロゴがあり演奏を見せれる動画もある。だからこそ、「こう言った事をやろう」と思った瞬間に動ける。
無名のバンドが”アルバムを作る”なんて、ビジネスで言うと何の売れる見込みもない物に膨大な時間と労力を使っているというタブーをやっている訳だが、先に言った意味でこれも確実に自分たちが前進するのに重要なツールになる。
”前進するのに必要”だから、今必要なんです。



話は逸れたけれど、とりあえず審査は通るのか。通るにしても通らないにしても一つ結果が出るわけだから、楽しみだ。

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