今が積極的に外への活動をしている時期でなくて本当に良かった。結果的に今は大人しく家で出来る事を最大限行うに限る。
僕たちは「ウィルス」という曲を2015~2016年あたりに作っている。実際にこういった状況になってから聴いてみると、歌詞を追ってみると、感じ方が違うのだから人間とはどうしようもないな。
折角だからと言うと余りに不適切だが、この曲を世に出すなら残念ながら今しか無いだろう。
「ウィルス」
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午後六時 改札口
目まぐるしく行き交う群れ
あなたたちの予定などもうすぐ
消えてなくなるとも知らずに
ゆかい
私が撒き散らしたものを
ウィルスだなんて言わないで
どちらかと言えば薬
世界を治す薬だと言ってちょうだい
白いスカート
血に染める少女
車椅子にしがみつく老婆
叫び狂って逃げるサラリーマン
気にもせずに眠り続けるホームレス
正しいことをしたから
とても気分が良いの
地球を壊した癌細胞
だからアポトシス ああ美しい
この仕事が終わったら私は
あの人と一緒に新しい世界へ
上手くやってくれたみたいだな
お前にはもう何の用もない
響く銃声 貫く右足
素敵な夜よ
最後の人類よ
もう逃げきることも
隠れることも
ごまかすことも出来ない
何の混じりけもない 命の強さ
終わりの夜に初めて知った
虐待 洗脳 誕生日プレゼント
いじめ、いじめられて
傍観者
テスト 出世 表彰状
よくできました
ウィルス もともと犯されている
いつも変わらないから
いつも私は変わることができた
世界を睨みつけても
変わらない そう
変わるべきは己だ
もう逃げ切ることも
隠れることも
ごまかすことも出来ない
何の混じりけもない命の強さ
終わりの夜に初めて知った
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