前回「手」に関して、エレキギターのサウンドやサックスでのフレーズが思わずマッチしてから、再度今日着手した。
まず再度別のベクトルから確認したのが、ELTのフラジールからだ。一番既存の曲で似ているものはなんだろうと康成がいろいろと探してみた結果、フラジールが出てきた。サビでのうたメロの大人しさや雰囲気など。ただ唯一テンポが大分早いという事を除いては。
サビで特に目立ったことをしないながらもギターは似たような所で仕事をし、加えて印象的なモチーフが重なる。それを模して「手」にはめてみるとシックリきている。
しかし、結局やはり、クリアできないのは”ビート感”。上モノやハット的な音色で8分や16分を出したところで、クリアしきれないものがある。
別に間違ったことをしている訳ではないのだが、正解まで行き着かない。
ハット的な音で16分を足してみた。
ピアノのベース部を擬似的に8分で打ってみた。
ピアノの上モノパートを擬似的に16分で打ってみた。
ギターのフレーズを16分を混ぜた8分に変えてみた。
シンセのモチーフを16分と8分を混ぜたものを何パターンか試してみた。
康成は頭のどこかで鳴る音があると言うが2人とも集中と体力の限界で、いったん検証に使えそうなものだけ録音し終了。
正解が聴こえる人聴こえない人、そのセンス、それを形にできる人できない人、それぞれのラインでその人のレベルが決まってくるし、それが1日で出来るのか1ヶ月あれば出来るのか半年かければ出来るのか。どこかには着地しないといけない。
そもそも正解ってなんだ?人によっては、て言うかもしかするとプロの編曲家でも「この曲をこの制限でアレンジするならこれが限界でしょ」とか言うかもしれないね。
「これ以上はドラム使わないと無理だよ。」ってもし言われたら、どうするだろうね。
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