「しくじり先生」タイトルは取ったもののパッとしない芸人の回を観て。

これまでの芸能生活やそれ以前の人生でしくじった経験のある人が登場してエピソードや教訓を話す「しくじり先生」と言う番組があって、それを見ていて「その通りだ!」と思ったこと。

その回は、M1やR1などと言う最上級のタイトルを取ったにも関わらず、全然パッとしない芸人さんたちが出ていてそれをテーマに話していた。3組ほど、リアルタイムにパッとしていない芸人の人たちが、どうして自分はこういう状況なのかを自分で分析しプレゼンしていた。

それぞれがその当時のスタンスや考え方、行動を話していたのだが、その3組以外でパッとしないパイオニア的ポジションで出演していた先輩芸人の二人が最後の自分たちのプレゼンで「この一言につきる」と言ったのが、



俺たちには「華がない」

因みにそれに続けて言っていた重要な要素は、

1.華
2.コネ
3.チャンピオン

だったと思う。めちゃくちゃ的を得ているなと思った。


けれど不思議なのは、その回に登場していた芸人の人達もみんな同じように舞台へ何度も何度も上がり、大勢の人前に立ってきてる。地上波での大きなタイトルを掛けた場だって踏んで、モノにしてきた人たちばかり。

と言う事は、見られる仕事をしている。大きな肩書きがある。十分なキャリアや経験がある。こう言った事は要素にはなり得ても、華やオーラと言うものには直接的な関係は全くないのだろう。

じゃあ華のある人って何なんだろう。
みんな顔も背丈も全て違うし生まれ持ったハンディは勿論あるのだろうが、一番の差は潜在意識なんだろうなと思う。




潜在意識を使えば整形レベルの変貌を遂げることが出来る、とかどこかで見たこともあるけれど決して詐欺的な話じゃなくて、例えば”夫婦が似てくる”なんかがそうだと思う。

普段から、心のそこからどういう事を考えているか。何を目にしているか。

そう言った意識や態度を昔から無意識に、当たり前に、そして大人になってもずっと持ち続けてきた「元自称天才・カリスマ」たちを今僕たちは見ているのだろう。
芸能界に入ってから大きく変貌を遂げた人もいるが、原理は同じだと思う。
※自称天才なんて言うとイタい奴が頭に浮かんでくるかもしれないが、そんな人たちはもうスタートが違っていからスルー。



当然のように考えられないなら、常に意識し続ける。大人になればなるほど難しい。けれど最もベースとなるすごく大切な事。華が必要な仕事に就くのなら、これも重要な毎日行う仕事でなければならない。
「あの人みたいになりたい!」って思ってもらわないといけない職業だからね。

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