4月の頭からほぼ1ヶ月更新をしていなかった理由

理由というほど大それたものではないのだが、コロナに対してかなり頭を割いていた。初めてのことに加えて、あらゆる情報が錯乱する中、何が正しくその上でどういう行動をとるのが良いのか。

また、収束した後のことも考えて音楽家は今この状況で何を考え何をすべきなのか。いやそれ以前に一人の社会人として、どう次への準備をしていくべきなのか。
そんな事をずっとずっと考えていた。3人で集まった時には当然そんな話もしていた。

そんな内容を記していくことは非常に煩雑なので書かないが、一つの観点をざっくり言うと、”これまで何となく慣習だけでやっていた事”、”時代の流れは分かっているのに、特に緊急の必要性もないので未着手だった事”。こう言った事が無理やりな力で変えられていくことになるだろうという事だ。

例えば、ライブはライブハウスでやるものだ。・・・・・・ほんとにそうなのか?

こう考えるだけでもやるべき事は180度変わる。ライブハウスで体感する音や、そこで普段の仕事仲間とは違った友達たちと会って話し、お酒を飲んだりすると言う代え難いものもあるが、ではまた同じような事が起こった時に、その時もまた同じようにヒーヒー言うのか?

”音楽家の新しい表現の場”だって、今から考えなければならない訳ではない、みんな知ってるはずだ。出来るのにやろうとしないだけで。集客できずにノルマを払いながらもしライブをやっているのなら寧ろメリットだって生まれる。


とにかく、今後は良いものと良くないもの、無駄なものがどんどん淘汰されていくだろうし、良いものはやはり残るのだろう。または、”ちゃんと頭を使って残した”という言い方のほうがいいものもあるかもしれない。

まだしばらくは正しい出口は見えないだろうけれど、今を一番野心家に。頭を使って、観察し、勉強し、いつでも動ける準備をしておく。

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