今日は3人で「危ない前提」を見直していた。こちらも改めてシンプルな状態に立ち返り、必要なものを見極めていく。
といっても最近はもっぱら康成自身が自宅である程度見通しをつけてきてから、こちらの家で実際に音をはめたり再考したりといった流れになっている。
以前は僕もいろんなパターンを考え、オーディオファイルに書き出しデータのやり取りを行ったりしていたが最近はやっていない。やはり自発的に考えなければアレンジのスキルも上がらない。そういった点で、このやり方で良いのだろうかと言う心配は少しある。
ただ自分たちの現時点での目的を整理すると、良い作品を完成させること。
それも、早いほうが良いということ。
この2点が間違いなく命題である。その為にそれぞれがベストを尽くせれば良い。
現時点で自分が危惧していることは、自分のアレンジに対するスキルや判断力、引き出しが磨かれていかないのではという不安であり作品に対して何か心配していると言う訳では無いと言える。
むしろ作品への向き合い方はシンプル思考になって来ており、期待値は上がってきていると思っている。
また作業スタイル的に初期段階を過ぎてからは康成のPC内に常に最新版があるので、現状を確認する、少し気になる点が見つかればその時点でそこに直ぐに修正を加えることが出来る、好きな状態へ自由に立ち返ることが出来る、など効率が良い。
例えば何か変わればその都度ミックスダウンしてドライブに上げてもらうのか?自分だったら面倒極まりない。ある程度練って、新しい方向を見つけて、もしくは行き詰まれば次の集まりには全く違った楽曲を聴いて。
まとまって来ている事を次の練習の日に一気に形にしていくというやり方がスムーズだろう。
ではそこでどう言う作業が行えれば最も有意義だろうか?
善し悪しの正確な判断を行うことが出来る。
道筋が見えていることに関しては、効率よく試す事が出来る。
行き当たっていることに対してはメンバーからアイディアを貰えたり、自分からは出てこない”音”を鳴らしてみるなど、何かしらのヒントを得ることが出来る。
そして、また進んでいく。
現時点での僕たちのやっている事を俯瞰すると、今はこのやり方の中でやれる自分の力を発揮する事が一番賢いのではないだろうかと考える。
ゴールを間違えず、役割を整理し、まずはその中で良いのパフォーマンスを目指す。
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