2021年9月30日 すぎやまこういちさんが亡くなられて

ショックというか、ショックではないが、何となく力と気力が抜けていった感覚だった。
もうかなりお年召されているのも分かっていたのだけれど。

ドラゴンクエストのテーマソングのイメージが強いが、例えばガロの”学生街の喫茶店”もすぎやま氏の作品だったり、間違いなく昭和に花を添えてこられた。寂しくなる。

偉大な作曲家、編曲家、作詞家、沢山おられるけれど、どんどん亡くなられていっており、今一番若い方だと小室哲哉さんくらいまでだろうか。

今後そう言った人間は出てくるんだろうか。そもそも、世の中は必要とするのだろうか。
またその様な偉人たちがもし現代に生まれていたとしたが、どうしていたのだろうか。

今の時点から過去を見るからだろうけれど、昔はゲーム音楽にしても夢があったように感じる。
現にゲーム音楽だけに留まらない名曲も沢山生み出され、今も耳にする機会がたくさんある。

ゲーム音楽だけでなく、ゲームそのものに対しても、昔の方が輝いていたように思う。
インベーダーゲームに夢中になっている大人とスマホゲームに夢中になっている大人とでは、一体何が違うのだろうか。

一言でいうと、魅力がない。
今の新車も、新しいゲームも、街で流れている音楽も、店に並んでいる家具や食器も、そして人間も。どれも綺麗な形をしていて良く出来たものばかりなんだけど。

この先一体どうなっていってしまうのだろうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました